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ごくごく一部の方のご支持にお応えして再開です。アジアもの中心ですが、名前どおりごった煮だす。
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p1005025348.jpg黒い家」 (韓国)
監督:シン・テラ
出演:ファン・ジョンミン、カン・シニル、ユ・ソン、キム・ソヒョン

今年もやってきました東京国際映画祭。でもイマイチ食指の動く作品が少ないような。これは、原作が面白かったので見てみたかったのだ。ファン・ジョンミンは余り好みじゃないんだけど。

原作は、貴志祐介の同名小説。これ怖かった。「13番目の人格 ISOLA」も相当怖かったけど、ISOLAがどんどん現実離れして最後オカルトチックになるのに比べ、「黒い家」はあくまでも人間の話なところが怖かったという記憶が。
しかしこの韓国版映画はちょっとイマイチです。まず、人物のアップが多すぎ。しかも正面からのアップを多用していて(人物2人が向かい合って話しているときに正面からのアップ切り返し、というのが多い)、なんかそれだけで退屈。この話のいびつさとか歪んだ感じが、画面からあんまり伝わってこないのだ。で、怖さの表現というと自分の手を自分で噛み切ってみたり、目に車の鍵突き立てたりってグロ痛い方向に行ってしまう。痛いのヤダ。

後半の地下室での死闘なんかはなかなか引き込まれはするんだけど、ラストがまた理不尽過ぎ(彼女はどうやってここまで来たのか?先に焼死体で見つかったのは誰?すりかわった恋人はどこ行った?病院だから絶対24時間誰かがいるはずなのに、なぜ屋上に逃げる?など疑問山積)てどっちらケー。冴えない普通の人ファン・ジョンミン&恐ろしい女ユ・ソン、どちらも熱演ではあるのだが。お願いだから素手で包丁の刃を持つのだけは止めてほしいものだ。
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