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ごくごく一部の方のご支持にお応えして再開です。アジアもの中心ですが、名前どおりごった煮だす。
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p1005093011.jpgThe Wind /The sea/ The rain」 Brown Eyed Soul [韓国]

期待度から言うと、もっともっと早くに入手して早く聴いとくべきだった1枚。だけどなぜかリリースから2ヶ月も経つまでオーダーもしなかったのである。なんでだろ。自分個人的に韓国エンタに対する興味が以前に比べて半減してるってのもあるし、あとは業界的にもあーんまり結局それほど話題になってなかったってのもある気がする。やっぱりなんだかんだいっても東方神起とかジェイとかアルバム出すときにはなんとなく業界ざわざわするけど、そういうのがぜんぜんなくってスルーっと出ちゃったというか。

そんでこのアルバムなんすけど、正直言ってこないだのViva soulとかチョンチョルみたいに「早く聴かなくて損した!」とは全然思わないんだよね。そりゃもちろんどの曲も一定の水準はクリアしてるしすんなり聴けるけど、たとえば家事しながら聞いててもふと手を止めて聴き入ってしまうような曲は一曲もない。それって、Brown Eyed Soulとしてはどうなのよ!?と私は思う。SG Wannabeはそれでいいよ(っていうかうっとうしすぎて家事にも向かないけど)。でもBrown Eyed Soulがただのイージーリスニングになっちゃっていいのか。端的に言えば、ワンフレーズ歌っただけで曲の印象を決めてしまうナオルのボーカルを控えめにしたらこうなったって感じなんだけど、それは結果的にBrown Eyes時代のどこか宗教的なまでにストイックな雰囲気ってのを完全に抹消してしまうことになってて、そしたらこのアルバムもただの"歌の上手な人たちが歌ってる聴きやすくておしゃれなアジアンR&B"にしか聴こえないのだ。私にとってはナオルはもっと神々しい歌を聴かせてくれる稀有なボーカリストだったのにな。それはきっと能力的には今だって十分可能なはずなのに、それを捨ててこういうアルバムを出すってのはどういう意図なんだろう。彼がやりたいことが、私にはわからない。
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p1005061496.jpg3集 Identity」 チェ・ジョンチョル [韓国]

ついでにもう1枚。2集がとーっても良かったチョンチョル。でもその後苦節2年余り、本名に変えて久々のリリースだ。
この人はまたいい声だしアタックの利いた歌を歌ううまい歌手なんだけど、いかんせんこの路線にはキム・ゴンモとかキム・ボムスとか大物がゴロゴロいる韓国なので、あんまり陽の目をみないのかも。私は2集のねばっこーいボーカルが好きだったのだが、今作ではいろんな試みをやってるみたい。特に、チョPDをフィーチャーした「初心で」(Track4)では、高音域で透明感のあるボーカルに徹していて、ちょっとA-haとか初期のカジャグーグー(古すぎ!?リマールでいいじゃん…)なんかを思い出したりもする。「My Love II」の粘りつつもしっとりクラシカルな感じのボーカルもなかなか素敵だ。
全体的にバラード~ミディアムテンポが中心のアルバムで印象としては落ち着いてるけど、ぜんぜん退屈しないのは微妙に色を変えつつ聴き所満載のチョンチョルのボーカルにあると思う。「Identity」と言いつつまだまだ模索中、という感じがしなくもないが、ぜひ今後もコンスタントにアルバムを発表してほしい!
p1004987080.jpg5集 Eternal Essence Of Music」 フィソン [韓国]

年末です。そんなに忙しくなる予定じゃなかったんだけど、いつの間にかなんだかバタバタしている今日この頃。CDもDVDもまだ山積みのまま!このまま年越しか・・・。
そういうワケで、ちょっとずつでもコツコツ更新だ!忘年会のハザマの今日は、フィソンで行こう。

この人の声は好き。ちょっと演歌っぽいっちゃ演歌っぽいが、SG Wannabeとは一線を画す鼻声っぽいハスキーボイスがたまりません。しかし一応1集からずっと聴いてるはずなんだけど、この前の4集とかってどんなんだったっけ?って思ったりする。やっぱり1集の印象が強いんだよなぁ。
そういうわけでかなりマッサラな心持で聴いたこのアルバム、個人的なフィソンに対する既成観念からすると、思ってたより明るいじゃん、って感じ。R&Bシンガーといいつつ演歌ばりに泣きの入ったバラードの印象が強かった(そういう曲の方が売れるし)のだが、1曲目の「Love Hero」なんかは軽快でそういや以前にもこういう曲歌ってたよなーと思い返し、2曲目の「My Way」もなんだかUB40思い出すような曲だしベートーベンのソナタをモチーフにした「愛はおいしい」(ハートだよ…)なんて可愛くポップな曲もあり、こういう人だったんだっけ?と認識を新たにしかかったところで、4曲目は思いっきり力の入ったバラード。やっぱり・・・。や、別に悪かないんだけど、個人的にあんまり好かないだけで。
しかし、その後はかなり持ち直しボサノバ調の「Savannah Woman」は気だるくかっこいいし、R&Bシンガーならこういうの歌わなきゃ!って感じの9曲目「こんなシチュエーション」などなど、相当に泣きの入った「別れの前に立って」(Track 12)を除き後半はかなり好き。ただなー、「Against All Odds」はどうなんだろう。原曲が良すぎるってのもあるけど、カバーするならもっと彼に合った曲があるような気がする。
p1004774990.jpgVIVA SOUL 2 : Refresh」 Viva Soul [韓国]

ブルドッグマンションに並んでお気に入りの韓国バンド・Viva Soul。なのに!あろうことかCDの山に埋もれて数ヶ月買ったことも忘れていた。なんちゅーこった。しかもなんか、直筆サイン入りだったよ~(普通にオーダーしただけなのに)。もっとありがたがれ自分。
そんでもって、早く聴かなかったことが悔やまれるほど、これがまた良いアルバムなんだなぁ。明るくて温かくておしゃれ、軽快だけど軽薄じゃない。Wantedのハ・ドンギュンとかClazziquaiのAlexとか、さらにはフィソンまで参加しててなかなか豪華だし。いかにーもViva Soulな「Soul Music」なんかも良いんだけど、ちょっと前作にはなかったアシッド風の「Illusion」とか、ファンクっぽい「Break Down」なんかもワタシにはかなりど真ん中ストライク。こういう、聴いてハッピーになる音楽っていいな~。
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東アジア居住歴約10年。仕事ができるぐらい話せる言語は4つ。もともと洋楽・洋画・英語派でアメリカに留学しようとしてたはずなんだけど、なぜかこんなことに!?
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