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ごくごく一部の方のご支持にお応えして再開です。アジアもの中心ですが、名前どおりごった煮だす。
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マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」 [米]
監督:ザック・ヘルム
出演:ダスティン・ホフマン、ナタリー・ポートマン、ジェイソン・ベイトマン

帰りの飛行機での2本目。わたしゃこういう映画けっこう好き。「キャンディを出そうとしたらキツネザルが!」みたいな脈略なくスットンキョウなところ大好き。そんな映画のスットンキョウさを引っ張るサリーちゃんのパパみたいなダスティン・ホフマンと帽子コレクターの一人遊び少年のキャラが良い。ナタリー・ポートマン文句なく可愛い。彼女を見てるとショートヘアにしたくなるな。
ただ、ホントにいろんなことが脈略なく不思議な設定で大した説明もないので、「なぜダスティン・ホフマンは元気そうなのに死ぬのか?」とか、「なぜナタリー・ポートマンはこの店に就職したのか?」なんて追求をしたくなる人には合わない映画だろう。どういう理由だろうとこの店は魔法の店だしダスティンおじさんは240歳(だっけ?)なのだ。

それはいいとして、後半かなり残念だったのは結局何が言いたいのかイマイチ伝わってこないってことだ。要するに一番大切なことは信じることだ、ってーことだろうなとは思うんだけど、その「信じる」ってことにナタリーちゃんが気づくくだりが面白くない。ナタリーちゃんピアノを志してたはずなのに、それはどうなっちゃったの?って気もするし。深いこと考えずに、怒涛のイマジネーションだけを追っかけていけば楽しい映画なんだけどね。
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「幸せのレシピ」
監督:スコット・ヒックス
主演:キャサリン・ゼダ・ジョーンズ、アーロン・エッカート、アビゲイル・ブレスリン

自ら進んでは絶対見ない映画すね。弟&その彼女が行こうと予約したんだけど急に行けなくなったっていうんで代わりに見てきました。仕事はできるが私生活はパッサパサのキャリアウーマンが、自分の生活をかき回す子供と同居する羽目になり、その上職場には型破りな男が現れて・・・っていう洋の東西を問わず何だか聞いたことあるよな話。ゼダさんははまり役で、最初は結構ブスな感じなのに段々色っぽくなっていく・・・はずなんだけど、後半になっても時々ブスッちくなってるとこがあってアレレ?相手役の男も、すんごくかっこいいわけでもセクシーなわけでもなく、まぁそれなりに好感は持てるってとこ止まりなのが微妙。それと一番気になったのは、なぜ彼は彼女を好きになったのか?彼女の料理の腕前を崇拝する余り恋だと錯覚してしまったのか?それにしても厨房では結構虐げられてたわけで、今イチ解せない。

とはいえ、とりあえず見ていてそんなに退屈でもないし見終わっていやな気分にはならない。もうちょっと料理の詳しい解説とかがあったらもっと楽しかったんだけど。でも、映画から何かを得よう!なんて思ってなければそれなりに楽しめるし、ライトなラブストーリーとしては役割を全うしていると言えるだろう。デートで見るにはなかなかのチョイスだよ、弟君!

p1005015048.jpgMr. Brooks (ミスター・ブルックス)」 [米]
監督:ブルース・A・エヴァンス
出演:ケビン・コスナー、ウィリアム・ハート、デミ・ムーア

出張で飛行機乗りました。別に特別ケビン・コスナーが好きなわけじゃないけど、ほかにあんまり見たいものなかったし、サイコサスペンスだっつうのでまずはこれにしてみた。

成功した事業家のケビン、家庭も円満でこれ以上ない幸福な人物・・・に見えて、実は自分の中の別人格に操られ殺人を犯してしまうシリアルキラー、っていう話。なんとなく私は「ファイトクラブ」を思い出したけど、この映画は最初っから別人格(ウィリアム・ハート)が出てきちゃうのである。しかも割と普通に車の後部座席とかに現れちゃうので、何も知らないでみたら最初は別人格だってわからないのでは?さらにケビンは他の人がいても平気で別人格と会話しちゃうので、最初はえぇーいいの!?って思う。まぁ、それはきっとケビンの心の中で行われていることで、他の人には見えない聞こえないっていう設定なんだろうけど、ちょっと安直な気もするなぁ。

しかし、殺人現場を目撃したカメラマンと事件を捜査する女刑事デミ・ムーアが絡みだすと話はかなり面白くなる。証拠写真を撮ったカメラマンがまた、ケビンをゆするんじゃなくて次の殺人に自分を連れて行けと要求するところがかなり現代的に病んでいる(でも、今時そういうヤツいそう!)。実は問題だらけのケビンの娘も登場して、話が進むにつれだんだん予測のつかない展開になってくるのが面白い。全体的に暗い話だし結末もスカッとするものではないので、見終わって気分が良くなる映画が好きな人にはおすすめしないけど、サイコサスペンスとしてはなかなかの出来だと思う。ケビン・コスナーの映画ってここ数年見てないんだけど、そして聞くところによればここ数年の出演作はかなりコケているらしいけど、これは久々のヒットなんじゃないでしょうか。サイコ野郎の役だけど、あえて抑えた演技がなかなか渋いっす。
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東アジア居住歴約10年。仕事ができるぐらい話せる言語は4つ。もともと洋楽・洋画・英語派でアメリカに留学しようとしてたはずなんだけど、なぜかこんなことに!?
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